阿倍野中学校で実施

 今年度のいのちの授業のスタートは阿倍野中学校でした。

 中学2年生、THE・思春期です。

 質問をしても手が上がらず、赤ちゃんや妊婦さんと触れあう時も少し距離を取ってみたり、多感なお年頃ですね。

 写真の妊婦さんは現在双子ちゃんを妊娠中で、うち1人が逆子だそうです。授業では赤ちゃんのタペストリーを使って、これくらいの大きさの赤ちゃんがこんな風にお腹の中にいるんだよということを見てもらいます。

 妊婦さんのお腹に触った生徒さんたちに感想を聞いたとき、1人目「硬かった」2人目「柔らかかった」その2人が「え?」と顔を見合わせてお互い不思議そうにしていました。その時に「同じお腹を触って、硬いと感じたことも柔らかいと感じたことも、どちらも正解だよ」と伝えるとすごく安心した顔になってくれました。 

 いのちの授業では、この世でたった一人の皆さんはかけがえのない大切な存在ですとお話ししています。

 その『かけがえのない自分』が感じたことを大切にしてほしいと思います。

 ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。