高松小学校にて授業実施

 12月4日 高松小学校にて、いのちのふれ合い授業を行いました。

 多目的室に、妊婦さん1名と8組の乳児親子さんが集まってくださいました。保護者の方や、地域の民生委員さんや主任児童委員さんも、お忙しい中お手伝い頂き、スタッフ一同感謝しております。

 いつもと少し雰囲気の違う多目的室に入ってきた2年生。ドキドキがこちらに伝わってきます。
いのちの始まりから誕生までのお話に耳を傾け、エコーで見るお腹の中の赤ちゃんの心臓の動くスピードの速さに驚いている様子も印象的でした。

 ふれ合いの時間になると、瞳のキラキラ度が更に増します。
手を伸ばし、ママから赤ちゃんをそっと抱っこさせてもらう時に、表情がふと変わります。なんとも言えない素敵な表情に出会います。緊張から肩や体からパキパキっと音が聞こえてきそうな子もいます。赤ちゃんが泣き出すと「ごめんね」と言いながら、申し訳なさそうになる子。ママが抱っこすると泣き止む様子に感心している子。いのちの重さや、ママと赤ちゃんについて何かを感じてくれていると嬉しいです。

 参加してくださった方々の感想にも、子ども達がとても優しく大事そうに赤ちゃんに接してくれたことや、あやしてくれたことに、ありがとう と書かれていました。

 いのちを大切に思う気持ちが、少しずつ広がっていくといいなぁという思いも新たに、皆で更に良い授業をしていけるように頑張ってまいりたいと思います。今後のいのちのふれ合い授業も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

追記

授業終了後の休憩時間。3年生が数人、多目的室の前にいました。兄弟や知り合いが参加していた訳ではなく、「去年の、いのちの授業で赤ちゃんが来てるやつや!!」と思って、赤ちゃんに会いに来てくれたそうです。
去年の授業が楽しい思い出となって残っているのだと、嬉しく思いました。