2022年2月15日、高松小学校にて令和3年度「いのちのふれ合い授業」を実施しました。
コロナによる休校により延期となり、開催が危ぶまれましたが、学校の先生方の強い想いがあり、無事実施することができました。
当日は講堂で床に座るのが寒いという心配から、前日に椅子を準備していただき、授業後は児童が協力して片づけるという教育の一環を見せていただきました。
写真は、いのちのふれ合い授業ではおなじみ、いのちのはじまりの大きさを見ています。
授業中は、スタッフからの質問に答えたいとたくさんの手が上がり、色々な意見を聞かせてくれました。
大きなリアクションよりもしみじみと感じ、納得するようなリアクションが多かったのが印象的でした。
児童や保護者の皆さんからたくさん感想をいただきました。
児童より
「命がはじめあんなに小さいなんてしらなかったです」
「おかあさんもおとうさんも、きせきでうまれてきて、ぼくとおとうとをうんで、そのいのちが一つ一つのきせきでできているんだとしりました」
「命はとてもたいせつなんだなと思いました」
「これからいのちをだいじにして、りっぱにそだつようがんばりたいと思います」
保護者さんより
「ママがお腹の中から育ててくれた命は大事にしたい。ママありがとうと言ってくれました」
「家でも妊娠中のエコー写真を一緒に見ました」
「日々の事が忙しく、あまり産まれた時のことを思い出すこともないので、アルバムを出してきて一緒に見たりできて良かったです」
「今、毎日元気に朝起きて、ご飯を食べて学校に行き、笑い、泣き、怒ったり出来るのも、最初の小さな心臓があってこそなのだと、今ある毎日は”キセキ”なのだなと思いました」
コロナ渦により、妊婦さんや赤ちゃんに授業に来てもらうことができなくなったので、妊婦さん、赤ちゃんとママさんがいのちの大切さ、育児の楽しさをお話ししている動画を見てもらうことにより、少しでも児童のみんなにいのちの尊さ、温かさを感じてもらえるよう試行錯誤しています。
この「いのちのふれ合い授業」は、いのちの大切さを知る第一歩です。
これから子供たちが大きくなるにつれて、色々なことを感じるようになると思いますが、根底に「いのちは一人にひとつしかない大事なもの」という考え方があれば、まっすぐに成長してもらえるのではないかと期待しています。
今年度は予定していた授業が実施できなかった学校もありました。
そんな中、実施できた学校につきましては、先生方の多大なる協力と授業に対するご理解がありました。
深く感謝いたします。
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